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西東京市後援
ForeFront第一回公演
「DEAR~傷つくもの達…。」

■作:演出/山田リョウ
■企画:脚色/北川和歌子
■会場:コール田無
■日程
9月8日(金)19:00
   9日(土)15:00 19:00
  10日(日)13:00 17:00

■チケット料金
当日/前売り:2000円
高校生以下:1500円
障害者手帳持参者:無料

チケット購入フォーム

フォーム以外で購入される方は
お名前:住所:連絡先:日時:枚数を記入の上、下記までお願いします

forefront00@10.huu.cc
TEL:080-3483-4382(樋口)
FAX:042-468-7321
カテゴリ
初投稿、制作を担当してます樋口です。
今回の作品について制作なりに感じたことを書きます。

解離性同一性障害という、一般には多重人格として認識されてるこの病気。
ドラマなどでは容易に受け入れられてますが現実には受け入れて貰えていない事がほとんどです。

この病気と向き合ってる人からすると「どうして認めて貰えないのか、信じて貰えないのか」と思われるでしょうが、でもそれが普通です。
だって病名が認識されてない。私も正式病名は今回初めて知 りました。


過去、私の周りに精神科に通ってたコが2人いました。KさんとIさん。
同じ職場だったのですが、Kさんはリストカットを繰り返していて、食生活も異性関係もめちゃくちゃ。神経質になり胃潰瘍による出血により何度も貧血を起こして倒れ、夜は眠剤とお酒を飲み自分が眠りに着けるまで私に電話をかけて来る。私はだんだん電話を取らなくなり避けるようになりました。
心身共にボロボロになったKさんは最後は自分で見切りをつけて職場を辞めて行きました。

Iさんは後輩のコで、私生活で色々悩みが あったようでした。まず頻繁に遅刻をするようになり、理由を聞いたら電車に乗れないという。無理に乗ると駅で倒れる。
ある日職場でIさんが何か言いたげな風に涙目で私を呼びだしました。どうしたの?と聞くと急にその場に泣き崩れ過呼吸になりパニックを起こしました。職場が病院だったので看護師さんが処置してくれましたが、「ああいった精神的に不安定な人が職場にいると困る」という理由でその子は異動になりました。
KさんIさん共に私は仲良くしていましたが、私はどちらに何もしてあげられず見捨てたのです。

私は ひどい人なのでしょうか。

当時の私は連日18時間労働という過酷な環境で仕事をしていて心身共にボロボロ。チーフとして勤務してた為、人手不足をフォローし他の従業員の事も考えなくてはならない。そんな状態でどうして彼女達を受け入れる事ができたでしょう。


Kさんが辞めると知った時ほっとしました。もう電話はかかって来ないんだと。
Iさんの異動が決まった時、可哀相と思いましたが肩の荷が下りてほっとした方が大きかった。

二人が辞めて、煩わしい事が二つも減った。うれしい。


それが私 の本音



中途半端に同情して受け入れるふりをして共倒れになるのはお互いに良くない事だと思いす。受け入れるならとことん、共倒れになる覚悟がなければ支えてあげれません。互いに覚悟が必要なんです。
私にはその覚悟が全くありませんでした。

いきなり友達が精神不安定になり、その友達の行動に振り回され続け自分の力に限界を感じたらやっぱり逃げてしまうと思うんですよ。どうしていいかわからないし、自分が一番大事だし、病気なら医者に任せるのが一番だと思ってるから。

でもそうでなく周りにき ちんと理解してもらい支えてもらい共に生きて行きたい。


この劇中に登場する精神科に通う者を取り巻く人達、それは私達なのです。

精神病を患った役の役者には、自分はちゃんとしたいと思っているのに空回りして何もできず、その思いが周りに理解されないその辛さ、支えて欲しい人が離れて行く悲しさ・寂しさを、取り巻く人達を演じる役者には、もし自分があの立場なら何が出来るのか、自分がとった行動は間違いか正しかったのか、自分にはその覚悟があるのか、人としてどうなのかを舞台を通じてお客様に伝えて欲しい。

そしてお客様には自分自身と重ねあわせて観て頂けたらと思います。
重ね合せて観る事により私達が伝えたいものが明確に伝わるのではと思います。

私自身も、あの時何も出来ず逃げ出した自分を重ねながらこの作品を見つめています。自分を責めるのでは無く、なぜあの時私はそうしたのか、今度そうなった時に薄っぺらな同情心に流されず自分の本音で向き合うにはどうしたらいいのか。


本番まで三週間を切りました。

伝えたい、感じ取って欲しい、受け入れて理解して欲しい。


そんな作品に仕上が るのを楽しみにして待っています。
# by dear_0908 | 2006-08-20 14:19 | 制作:樋口恵子
えっ・・・
昨日の夜中にも投稿しましたが、再び大塚大作です!!

昨日の稽古では、多少、気持ちの悪かった流れを解消すべく、新たなシーン(台詞)が追加されました。自分の役も含めてそれぞれが人物を掘り下げる上でもちょっと重要っぽくなりそうな台詞。
でもね…でもですよ、いくら俺が稽古場でお笑い担当だからって
「(アドリブで締めて下さい)」
え!?∑ ̄□ ̄;丸投げ!?(笑)ええと…あの…なんていうか、突発的な笑いはお任せなんですけど、こうやって芝居上で任せられて、考えだした笑いって、かなりの確率でスベる自信があるんですけど(笑)台本が分からない以上、どこの台詞なのかきっと分からないとは思いますが、観てて
「あ、コイツ緊張しやがったw」

とか思った台詞があったら、それはほぼ間違いなく、
この台詞だと思います(´▽`)まぁ全部張してるって噂もチラホラと(笑)

劇中↓高田さんと
えっ・・・_d0074544_1245656.jpg

# by dear_0908 | 2006-08-20 12:53
昇華
岡田悠介です。

人間には超回復というものがあり、傷でも体力でも回復前より強くなります
物理的なものだけでなく、精神的にも同じだと思います
沢山苦しんで、悩んで、人の痛みを感じられるようになる、自分の苦しみを人にぶつけず、人を思いやれるように
例えばイジメにあって、また誰かをイジメるのか、人に優しくあろうとするのか
受けたストレスを人にぶつけるのは簡単です。
ストレスを丸投げするのでなく、何かよい方向に代える・変える、これを昇華といいます
ストレスはストレスしか呼びません
どこかで昇華・消化しましょう
それは傷つくもの達の呼び水となるでしょう




画像↓稽古場にてっ!!
昇華_d0074544_12431613.jpg

# by dear_0908 | 2006-08-20 12:47 | 岡田悠介
初通し~~!!
初通し~~!!_d0074544_14133164.jpg画像・・・稽古中より








高田 尚太郎です

昨日は初通し!・・・んま、感覚は感じられた。
失敗を恐れず、テンションあげて、乗り越えます( ^_^)/
# by dear_0908 | 2006-08-20 12:45 | 高田尚太郎
☆障害について☆
大塚大作です。

自分は、人間の心「精神」にすごく興味があります。
科学・医学・人体学、どんな分野においても
いまだ解明されることの無い、人の心というモノ。


思考を重ね、感情を生み出して、経験によって変化する。

多くの人は、こうして心を育てる。だけど今回の
この解離性同一性障害のように、心の作用で
感情を越え、別の人格まで作りあげてしまう。

そうして作られた人格っていうのは、きっと普通の
感情のように、意味があって作られたのであって
自分の身近な人に、この障害を持つ人が
居たのなら、まずは「対話」から始めたい。

思考、年齢、性別、それらが主人格と
全く違っても、交代人格としては一人の
人だと思うから。だったら、まずは
その人格を知って、そして自分を知ってもらう。

医学とかの分野からみて、その人格を
認めてはいけないのかもしれないけど
これから先、この障害を持つ人と出会って
接することがあるとしたら、俺はこうやって
その人と接してみたいと思います。

生まれてきた事に、意味があるのだから。
# by dear_0908 | 2006-08-20 03:04 | 大塚大作
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